Thunderbirds 演技解説・写真
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  演技解説・写真集
  2004年バーズ来日写真集

撮影:2005年11月13日/14日 Aviation Nation2005 米国ネリス空軍基地
各演技課目は実施順です。
Walk Down & Taxi 00m00s (時間は動画のタイムライン)
ウォークダウン&タクシー 

パイロットが機体に乗り込む前から演技が始まっているのはどこも同じ。ただ、サンダーバーズのウォークダウンは死ぬほど長い!
彼らの愛国心と忠誠心溢れる大げさで臭い演技を暫く見つづけなければなりません。体感でブルーインパルスの3倍はあります。
そう、ここは国民全てがUSAを愛してやまない異国なのです。

Fingertip Take-Off 02m16s
フィンガーチップテイクオフ


散々焦らされ、ライトスタッフの高揚感あるBGMとともにようやく離陸です!
なんとフィンガーチップ編隊を保ちながらにも関わらずアフターバーナーを使用して離陸し、暫く上昇後に4番機後方に付きダイヤモンド編隊に移行します。
4番機の機動はブルーインパルスのような離陸直後の急激さはありません。おそらくF-16では不可能でしょう。

Aileron Roll Take-Off 03m00s
エルロンロールテイクオフ 


5番機がソロで離陸し、エルロンロールを行います。

Half Cuban Eight After Take-Off 03m16s
ハーフキューバンエイトアフターテイクオフ 


6番機がソロで離陸し急上昇します。豆粒大にまで上昇後ハーフキューバンエイト機動を行い再び会場正面を高速で通過します。

Diamond Loop 03m57s〜
ダイヤモンドループ


「United States Air Force demonstration squadron THE THUNDERBIRDS!!」
のアナウンスと溢れる歓声の元、先ほど離陸した4機編隊はダイヤモンド隊形で会場後方より頭上を通過します。
会場正面で急上昇、上昇の頂点で、向かって左側に針路を変える変則ループを行います。

Opposing Kife Edge Pass 04m45s〜
オポジングナイフエッジパス

5・6番機が左右から進入し、ナイフエッジ状態で至近距離を交差します。高度差はゼロに等しく、凄い交差距離に呆れ返ります(笑)

Thunderbirds Diamond Turn (ムービー収録無し)
サンダーバーズダイヤモンドターン(トレイルトゥダイヤモンドターン)


正面左よりトレイル編隊で進入し、会場正面でダイヤモンド編隊へとチェンジしそのまま360度旋回します。

High Speed Inverted Pass 04m59s〜
ハイスピードインバーテッドパス

その展示名が示すように5番機が左から高速で進入し背面状態で会場正面を通過します。

Inverted to Inverted Pass 05m08s〜
インバーテッドトゥインバーテッドパス

先の5番機が左へ抜けたとおもったら、既に次の6番機が進入しつつあることに気が付きます。
背面で進入し、エルロンロールを行い再び背面になり、やはり高速で右方向へパスしてゆきます。

Diamond Pass in Review 05m24s
ダイヤモンドパス・インレビュー

クローズなダイヤモンド編隊で右後方から進入し、会場を囲むようにして左後ろへと飛行します。
ブルーインパルスのファンブレイク反対版。

Knife Edge Pass 05m41s〜
ナイフエッジパス

左から5番機が接近、やや上昇し左90度ロールし機体下面サンダーバーズのエンブレムを見せる形でナイフエッジを行います。

Slow Roll 05m56s〜
スローロール

右から6番機が進入、やや機首を上げてスローロールを行います。ロールはスローでも速度は速い。

Diamond Roll 06m21s〜
ダイヤモンドロール


前方左よりダイヤモンド編隊で進入。大きなバレルロールを行います。

8 Point Roll 06m43s〜
エイトポイントロール

5番機が右から水平飛行で進入、やや上昇後45度ずつ8回ロールを止めて再び水平に戻ります。
感圧式で遊び分しか動かないサイドスティックでやってるのですから考えてみると面白い演技です。

Maximum Rate Aileron Roll 07m12s〜
マキシマムレートエルロンロール

編隊後右から5番機、左から6番機のパターンが休む事無く続きます。
6番機が左より進入、F-16のロールレートを最大限に発揮し、連続4回のエルロンロールを行います。
パイロットはよく目を回さないものです。

Arrowhead Loop 07m33s〜
アローヘッドループ

右よりアローヘッド編隊で進入、会場正面でループを行います。

Calipso 08m19s〜
カリプソ

左より背面状態の5番機と水平状態の6番機が微妙な編隊で進入。 (5)のマークが逆さまに描かれているのが良く分かります。
なお、リーダー機は背面の5番機で6番機がウィングマンとなります。背面状態で編隊を維持しろといったら鬼ですね。

Bonton Roll  08m51s〜
ボントンロール

4機が緩いダイヤモンド編隊で左より進入、会場正面で一斉にスモークを止めてロールします。

Cross Pver Break 09m28s〜
クロスオーバーブレイク

後方より5・6番機が進入、頭上を越えて2機が至近距離を交差します。
私が持っているDVDでは前から進入だったのですが…。

Thunderbirds Diamond Loop 09m49s〜
サンダーバーズダイヤモンドループ


後方よりトレイル編隊で進入。先ほどあったダイヤモンドループにトレイル編隊からのチェンジを加えたもの。
これやんならさっきの要らないじゃん…。

Opposing 4 Point Roll 10m43s〜
オポジングフォーポイントロール

左右から5・6番機が進入。4ポイントロールを行いながら至近距離を交差。ナイフエッジパスに酷似しています。
ノーズが少し欠けてしまったのを見たときは天は我を見放したもうたか。と感じました(笑)

Trail to Diamond Roll 11m01s〜
トレイルトゥダイヤモンドロール

会場正面左よりトレイル編隊で進入。ダイヤモンド編隊にチェンジしつつバレルロールを行います。ダイヤモンドロールと変わらないじゃん。

「難しいマニューバーだから、よく見てください」というアナウンスと、
映画ジョーズのおどろおどろしいBGMとともに、会場全体が編隊に釘付けになります。

ロールも終わりに近づき、編隊が右側に達し誰もが右側見ている中、


ドゴオオオオオオオオオ!!

左から6番機が至近距離を背中を見せながらA/B全開でもんのすごい高速パス!
雄大なトレイルトゥダイヤモンドロールに魅入ってる中のこれです、心臓縮み上がりましたよ…(笑)

「ウウェアーーーガッチョ!!
モッホーーン」(って聞こえるコミカルなBGM)
で、会場の全員がいっぱい喰わされた事に気が付き笑顔が漏れます。
一日目で分かってたはずなのに二日目も見事に騙されました。

意味分からないでしょうから、ムービーも併せて見てください。ムービー担当のひれさんも思いっきり騙されてパニックになっています(笑)

Low and Slow 11m29s〜
ローアンドスロー

5番機失速ギリギリの低速で大きくAOAをとって右側より進入。そのまま低速でパスし、
会場正面でアフターバーナーを焚き強引に上昇します。

Diamond Overtake 12m14s〜
ダイヤモンドオーバーテイク

2機ずつ間を開いた編隊の真中を6番機が高速で通過します。
編隊は左方向へそのまま離脱しますが、間を突っ切った機はキューバンエイト機動を行います。

5 Card Loop (ムービー収録無し)
ファイブカードループ

ファイブカードという珍しい編隊で右から進入。会場正面でループを行います。

Vertical Climb Roll 13m20s〜
バーティカルクライムロール

6番機が左から高速で進入、会場正面でロールしながら急上昇します。アフターバーナー無しでこれです。

Line Abrest Break Solo Diamond Loop Cross Over
ラインアブレストブレイク・ソロ・ダイヤモンドループ・クロスオーバー 13m49s〜

左より5機のラインアブレスト編隊で進入。ほぼ垂直になった状態で5番機が離脱し編隊とは逆方向にループします。
その後、会場正面で交差します。が、撮れませんでした(´ー`)

Maximum G Turn Half Cuban Eight 14m38s〜
マキシマムGターン ハーフキューバンエイト


6番機が最大性能を発揮した急旋回〜上昇を行います。他の基地では小さくて写真になりませんが、
ネリスの背後の山が味のある背景を演出します。
サンダーバーズは機体が真っ白ですからLEXからのベイパーが目立ちません。

Diamond 360 15m34s〜
ダイヤモンド360


右から4機のダイヤモンド編隊で進入。低い高度を360度旋回します。
一周が終わると会場後方から5,6番機が高速で進入し、会場を驚かせつつ(またですよ…。)ダイヤモンド編隊を追いかけます。
ムービーでは見事驚かされて、「え!!?」という感じが分かると思います。

Delta Turn 16m50s〜
デルタターン

ダイヤモンドターン2週目で合流した6機はそのまま旋回を続け、今度は5・6番機を加えたデルタ隊形で右から左へ抜けるように180度旋回します。

Delta Roll 17m26s〜
デルタロール

デルタ編隊で左から進入し、大きくバレルロールを行います。

Delta Loop 17m56s〜
デルタループ


次はデルタ編隊で右から進入、会場正面でループします。6機編隊はここで一度解散します。
この演技中、正義だ真実だとか、要は「USA万歳!」という内容のアナウンスが流れます。
この演技に限った事じゃありませんが、BGMはどれもこれもアメリカアメリカ連呼しすぎの凄い国威発揚…(^^;

Bomb Burst 18m52s〜
ブームバースト


編隊は再び4機になりダイヤモンド編隊で左から進入します。会場正面で垂直上昇し各機ブレイクします。
左から5番機が高速で進入、スモークの軌跡の真中をバーティカルクライムロールで駆け上がります。
ヒュ〜〜バンバン!と花火のBGMが素晴らしい。

Cross 19m38s〜
クロス

先ほどブレイクした4機が低空を高速で様々な方向から交差します。
会場のボルテージは最高潮に達します。

Diamond Pass(Rejoin Formation) 19m49s〜
ダイヤモンドパス リジョインフォーメーション

右側から会場正面を通過しながら、交差した4機が正面で集合します。
落ちる太陽の斜光を浴びてキラキラ。

Reflection Pass 20m18s〜
リフレクションパス

右から5・6番機が進入。先ほどのカリプソとは上下関係がやや異なります。
リフレクションの名の通り真正面で鏡のようにピッタリと向かい合った瞬間に会場から盛大な歓声があがります。
.
Missing Man Formation (殉職など不幸があった場合に実施)20m35s〜
ミッシングマンフォーメーション

殉職されたパイロットの名前が読み上げられ、慰霊飛行を行います。
正面からフィンガーチップ編隊4機で進入。3番機が天に昇る殉職者を演じ、スモークをカットし急上昇します。

Pitch Up Break - Landing 20m54s〜
ピッチアップブレイク − 着陸



左方から6機デルタで進入。1機ずつ上昇ブレイクし着陸するための間隔を開けます。
そして着陸。パイロットやサンダーバーズ関係者の皆さん、ショーお疲れ様でした!

(演技名は一部適当です。)

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