Frecce Tricolori フレッチェ・トリコローリ 演技解説・写真
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  演技解説・写真集

撮影:2010年08月07日 ケチケメートエアショー ハンガリー ケチケメート空軍基地
各演技課目は実施順です。
便宜上、演技を分けていますが。フレッチェトリコローリはヨーロピアンスタイルのチームです。
演技の切れ目は無く、ぶっ続けで演技が実施されます。 (いくつか撮り逃してます。)

Decllo Ricongiun Gimento E Schneider 



さあ、世界最多のアエロバティックチーム、フレッチェトリコローリの登場です!わー楽しみ(・∀・)
離陸・集合+シュナイダー。 シュナイダーってなに。
10機のシュナイダー編隊(?)で左から右に旋回します。


Looping 


トライアングルフォーメーションにて右から進入し、会場正面で大きくループ、頂点で軽くひねって会場奥へ離脱します。
う〜んさすが多いと編隊の迫力が違う!これぞ数の暴力の真骨頂!!

Cardiode



フレッチェの前半部の編隊演技は非常に淡泊。これにて編隊を分けて本番に入ります。
正面奥から手前に向けて進入。上昇しつつ編隊を2分し、ソリスタはここでお別れです。

4+5に分かれた編隊はそれぞれ左右にループに入り、会場正面で交差!!!
フレッチェ(というかヨーロピアンスタイル)はここからが凄くなります


Ricongiungimento  


士 < やぁ、僕ソリスタ。ここからは文字通り一人でやるよ。
↑MB339PAN 似てるでしょう?

編隊交差後、間髪を入れずにソリスタが突っ込んできて4ポイントロールをキメます。
その後ろでは交差した編隊がループを描き、会場正面で最終号再集合中。
どっちを見ろと言うんじゃ!(><)


Tonneau A Diamante



再集合した9機が、見事なダイヤモンド編隊でバレルロール。3枚目は見事な真四角。美しい...。

この、右上の写真、うちの家族に見せたら
「なにこれ、絵でしょ、まさか飛んでるんじゃないよね?」だってさ。残念ながら現実に飛んでるんだよ!


っとっとと、ソリスタが間髪入れずに突っ込んできた!!!
背面状態で左から進入し、ロールを1回打って左に離脱しつつマイナスGを掛けて上昇します。
ちなみにダイヤモンドロール最期の写真から、ソリスタの1枚目の写真まで僅か22秒!!演技間隔短すぎ。

士 < ソリスタは一人だからソロ。2機以上は邪道


Apollo 13


「ピィヤー! ロンボ!ピヤ! トンノ!」 (って言ってるように聞こえる)
左から進入しました編隊はフォーメーションをチェンジし、ロール。
間髪を入れずにスモークを停止し、会場正面で編隊を分離し、両編隊ともに間隔を開けて別個にループします。
アポロ13号ってどういう意味なんでしょう。


2個編隊がループ中に例によって間髪を入れずにソリスタが突っ込んできました。
5回転ロールをキメて右側に離脱します!!
MB339の酷く遅いロール(笑)を5回ですから、高度が落ちるんじゃないかとヒヤヒヤ。

Apertura Aquila 


会場奥からやってきた編隊は左右に分離。それぞれが3/4ループを飛行し、ハート形を描きます。
ブルーインパルスとか普通のチームとは逆書きなんですね(・∀・)


って描いてる最中に、またソリスタが背面高速飛行で突っ込んでたきた!!!!
さすがKYソリスタ!

Incrocio Aquila 


ハートを描いた両編隊は会場奥から正面にむけて旋回しながら接近。そして交差!!
ファンタスティコ!!!!


続いてソリスタは会場正面で1回転した後、360度旋回します。さすが直線テーパー翼だけあって、旋回性能もなかなか。
その後、マイナスGを掛けて上昇、右に離脱します。

Loop E Tonneau A Calice 


9機編隊で右から進入、ロールバックして編隊をチェンジした後にループに入ります。
ただのループじゃなくて、編隊変換とかこういうアクセントが有るといいですよね。



ソリスタは右からスローロール。なんていうか、最大ロールレートですらスローロールな飛行機ですから、
スーロ〜〜〜ロ〜〜〜ルって感じです。いやホント遅い(笑)

Tonneau A Cigno 


9機による白鳥編隊でバレルロール。
9機ですよ。9機。ソリスタが抜けても9機!


左からマイナスGでシュナイダーターン。 オエッ
最後の写真、編隊機が既に進入しようとしているのが写ってます。これがヨーロピアンスタイルの真骨頂。

Arizona 


正面から進入した編隊はそのままループに入ります。


ソリスタがそれを追いかけるように上昇。 そして編隊はループの頂点で左右に分離!


分離した編隊は会場正面で交差!!!


さきほど急上昇したソリスタが再び垂直上昇!
士 < そろそろ本気出す。
ソリスタ本気宣言キタ!!!!!!!


ジェット機でテイルスライドやっちゃってるよ。この人...。
MB339の性能が悪すぎてレシプロ機と勘違いしてるんじゃ(笑)

Bull's Eye 


二個編隊がそれぞれループとロール機動。

もうね、説明不可能。同時に二つの機動をやっちゃうとかね。開いた口がふさがらない...(´Д`;)



士 < 二つじゃないよ。三つだよ。
あー、またまたまたソリスタが突っ込んできたー!


ラムシェバック!!!!!!!!
何でこんなことが出来るの!?これってレシプロエンジンのトルクとプロペラ後流を利用した技じゃ!?


凄すぎてあたま痛くなってきた。もうやめて。冗談抜きに。

うそです、もっとやってくだしあ;;

Triplo Tonneau 


ロールバックを2回、その後ループに入ります。
(初めて見た日、明らかにこの機動を失敗した)

La Bomba 


ループの降下体勢に入った9機編隊は下向き空中開花!!ザ・爆弾!
さすが9機だと迫力が違います。 ソリスタは爆心地に向かって急上昇!

Incrocio Della Bomba 


おや、ラ・ボンバで散った各機が?


インクロチオ デッラ ボンバ!!! すげー。もう、すげーとしか言いようがない。


Ricongiungimento 


ソリスタは右からギアダウンロールし、そしてループ。
その間に、編隊がリジョインします。
最初のラ・ボンバ(下向き空中開花)で編隊がバラバラになって、さらに交差、そしてこの後の集合までの流れが凄い。
編隊をバラしたにも関わらず、恐ろしい早さで集合しています。この演技構成を考えた人は天才だと思う。

Schneider E Volo Folle 


右から9機のダイヤモンド編隊で進入。軽く右旋回しつつ会場正面をパスします。スピードブレーキを展開していますね。
これだけ数の多い緊密な編隊は、たいした機動しなくても絵になりますなあ。


士 < これでラスト!!クレイジーフライトぉおおおお!!

((((;。Д゜))))


士 < ここに建ってた病院が逃げた。

いや、ソリスタのせいだから。てか、いくら何でも低すぎ。

Alona 




最後は赤(血)、白(正義)、緑(国)のトリコローリを描きフィナーレ!
この機動にのみBGM(オペラ)が鳴ります。
ファンタスティコ!ファンタスティコ!ファンタスティコ!!!!
ああ、素晴らしきかなアエロナウティカ・ミリターレ フレッチェ・トリコローリ!


士 < もうイタリア軍の悪口はやめろよな。

いや、それとこれとは話しは別ですから。






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