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What's Black Cats?

2001年、Sharksの名で2機のリンクスヘリコプターを使用し非公式に活動を開始。2003年ロイヤルインターナショナルエアタトゥー(RIAT)において、アエロバティックディスプレイを実施し、最優秀英国ディスプレイに贈られるSteadman Sword賞を獲得しました。これを機会に翌2004年に正式に海軍のデモンストレーションアエロバティックチームとして活動が認められ、Black Cats - ブラックキャッツとして成立しました。
「黒猫」は所属する702航空隊のパッチである、リンクス、すなわち黒いオオヤマネコに由来します。

Black Cats の空中バレエは2機のリンクスによって行われますが、初めて見たとき我が目を疑いました。
UH-1クラスの大型機が見事なループを決めていたのです。ヘリコプターのチーム? ふーん。って感じで地上展示を見てまわっていた私でしたが、一瞬にして先入観を打ち払われてしまいました。
リンクスの高機動性能を2機で発揮する様は、美しく、そして力強く、初めて見るヘリコプターチームによるアエロバティックを大いに楽しむ事ができました。もちろん、翌日のショーではフルに楽しませていただきました。


使用機材 Lynx

ウェストランド社製の多用途ヘリコプターであるリンクスは初飛行は1971年と古く、大型機ながらもアエロバティック機としての性能の多くは非常に優れており、先にも書きましたがループを易々とこなす機動性を誇り、1986年8月11日には400.87km/hのヘリコプター絶対速度世界記録を樹立し、現在もそれを保持し続けています。

日本で見る機会はほとんどなく、なじみの薄いヘリコプターですが、アルゼンチン、ブラジル、オランダ、フランス、デンマーク、ドイツ、韓国、マレーシア、ナイジェリア、ノルウェード、オマーン、ポルトガル、カタール、パキスタン、そして英国と広く使用されています。そのバリエーションは数十にも及びます。
ブラックキャッツで使用されているリンクスはHAS.Mk.3およびHMA.Mk.8で、この2機は機首部のセンサーに外見上の大きな違いがあるため、簡単に見分ける事ができます。

左がリンクスHAS.Mk3 右がリンクスHMA.Mk8です。


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