■2006年木更津航空祭
羽田空港から調度東京湾アクアライン上を通って対岸の陸上自衛隊木更津航空基地で行われました航空祭に行って参りました。

木更津航空基地は羽田にアプローチする旅客機の航路になっていることもあり機種の判別が容易にできる高度で上空を通過します。

そのため、固定翼機による機動飛行は皆無で、同基地に所属する陸上自衛隊の各種ヘリコプターが飛行の主力となります。
自動車で木更津基地に入場しますが、ちょうど入り口は十字路になっており三方向から基地に入場します。ある二方向からの入場は非常に渋滞しておりましたが、何故か私たちが基地に入場したアクアライン側からの道はガラガラで余裕で基地へ入場する事ができました。


強風吹き荒らす中次々と地上展示機が飛来してきます。


背景がうるさいといえばうるさい、味が有ると言えば味がある面白い写真が撮れました。
工業地帯のど真ん中にある木更津の特色でしょうか。


唯一やってきた大型機。ストレートインせずに低空をわざわざベースレグに入って着陸したのはやはり上空の航路の影響なのでしょうか。

しかしながら、一向に飛行展示がはじまりません。凍えて2時間は待ったでしょうか。

その間に地上展示機を見て回ります。100-400mmレンズを付けたまま撮影したので、ちょっと特徴的なアングルだと思います。
恥ずかしながらこの日初めてCH-47JとCH-47JAとの差を知りました。



正面に展示されていた全てのヘリコプターが一斉にエンジンをスタートさせました。

一足先にLR-1とLR-2が離陸し、続いて全ヘリコプターが一気に離陸!凄い迫力です。

その編成はCH-47が10機、OH-1が3機、AH-1が6機、スーパーピューマが2機で、特に近くにあったCH-47が10機は圧巻です。



ヘリコプターの大編隊は一度離脱します。


間髪を入れずFA200エアロスバルが離陸します。
FA200はアクロバットが出来ると言う事は知っていましたが、実際に見るのは初めてです。
ちなみにFA200には過去各務ヶ原航空博物館の展示機に乗った事があります。





そりゃEX300やSu-31とは比較してはいけませんが、思った以上に軽快な動きに驚きました。
通常のループや失速系のアクロをこなし、最後は低空飛行で観客にご挨拶です。


凄いな(^^;




FA200が着陸後はすぐに2機のCH-47が離陸しました。



CH-47すげええええ!



ていうかパイロットもすげええええ!




あの大型のCH-47を機敏に、しかも緻密な編隊演技をするのですから驚きました。
いつもの空自の航空祭で行われるCH-47のレスキュー展示とは全く内容が違います。陸上自衛隊の航空祭も凄いですね…。



このとき感じた事を率直に言えば、暴走族。



いや、ドリフト族?



イニシャルC?



ともかく大迫力!




CH-47が着陸してから間髪を入れずに先ほど離陸した大編隊が固定翼を先頭にやってきました。
広角レンズを用意しているヒマもありません。







<<こちらはオーシア空挺旅団第一大隊。旅団長を殴ってきた。手を貸させてくれ。 >>


(分からない人はスルーしてください)


これで飛行展示は全て終了です。最初の離陸から最後の着陸までわずか45分。
例年はOH-1やAH-1の機動展示もあったそうですが…AH-1は去年航空祭で事故を起こしていますからわかるとしても、OH-1ぐらいは飛んで欲しかった。


その後、CH-47体験搭乗整理券の当選番号を見に行くも見事に落選。軽く昼食を済ませて帰路の途につくのでした。
基地内がひどい渋滞で、一般道に出るまで1時間半掛かりましたが、一度基地を出てしまえばガラガラの道を快適ドライブでした。横浜・川崎方面から来てる人がよっぽど少ないのでしょうね。


教訓。
木更津はアクアライン使えばどうせ近いんだから行っとけ。ETC割引で片道2330円。
アクアライン側はすいてる。時間ギリギリに行って出口に近い駐車場に止めろ。
冬の航空祭は地獄。ホッカイロ必須。



今回のお気に入り


空挺降下でも大活躍のCH-47は今回も魅せてくれました。本年はチヌークイヤー認定です。


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