自選ベストショット集30 2004-2006

【終わりの始まり】 撮影:2004年 新田原基地航空祭 T-4 ブルーインパルス 
ブルーインパルス最初の演技、ダーティターン。
逆光の悪条件が良い意味でスモークを濃く太く際立ててくれました。


【ウェットウィング】 撮影:2004年 百里基地航空祭 RF-4EファントムII 
濡れた戦闘機が並べられるほど悲惨な航空祭は有りません。が、その質感は決して悪く無いのが不思議です。
左の車、上の飛行機の影が無ければもっと良かったかな。


【ファンブレイク!】
撮影:2006年 岩国基地航空祭
T-4 ブルーインパルス

この日のファンブレイクはいつもと違い会場最前列ギリギリをかすめるように進入してきました。
普通に撮影しては左右にスペースが空きそうだと思い、縦位置撮影を試みました。


【影】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー F-5EタイガーII パトルイユ・スイス
パトルイユスイスの大技「Shadow」
左後方の死角から想像を絶する濃密な編隊で弧を描くように正面を通過する演技を捕らえました。


【文民統制】 撮影:2005年 航空観閲式 百里基地 F-15Jイーグル&小泉純一郎 元総理
日本の最前線を守るF-15イーグルと閲兵する自衛隊の総指揮官小泉総理大臣を正面から撮影する事ができました。
ポジショニングの勝利だと思っています。おそらく二度とこんなアングルは撮影できないでしょう。


【コブラ】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー MiG-29M OVT フルクラム
右からやけに遅いスピードで飛んできました。まさか……! 予感は的中。MiG-29M OVTが魅せてくれました。
コブラの瞬間後流が乱れ、攪拌するスモークが機動を演出してくれました。


【コブラもどき】
撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー
F/A-18Fスーパーホーネット

空撮のようなハイレートクライムが撮影できたのは低空、低速から一気に引き起こしをかけてくれたから。
従来の飛行機がこのような機動を行っていたら失速墜落は免れません。


【羽衣】 撮影:2005年 ネリスエアショー エビエーションネイション F-16Cファイティングファルコン
乾燥したラスベガスの空でこれだけのベイパーを出せるとは。
機体上面を覆うベイパーに日の光が当たり、天使の羽をかもしだしました。


【アフターバーナーリング】 撮影:2004年 浜松航空祭 前日予行 F-16Cファイティングファルコン サンダーバーズ
一日中しとしと雨が続くこの日、雨が上がった間隙を突きサンダーバーズが離陸しました。
だいぶ日も落ち、あたりも暗くなり始めた頃だったので美しいアフターバーナーリングが綺麗に写りました。


【超一流】 撮影:2004年 浜松航空祭 前日予行 F-16Cファイティングファルコン サンダーバーズ
会場裏側のポジションで撮影していたため、このような濃密な編隊を撮影する事ができました。
あまりの緊密な編隊に我が目を疑いました。


【V.T.O.】 撮影:2005年 ネリスエアショー エビエーションネイション AV-8B ハリアーIIプラス
運が良い事に真正面でVTOLデモが実施されました。ハリアーにしかできない離陸を捉えました。
爆音が凄いのなんの…。


【Kiss】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー ガゼルAH1 リンクスAH7 ブルーイーグルス
ヘリコプターのアクロバットチーム、ブルーイーグルスの展示。
ガゼルとリンクスがぶちゅ〜と公衆の面前でキスしてました。(*^3^*)


【レッツ ダンシング!】 撮影:2004年 新田原航空祭 F-15DJイーグル
まだ薄暗い朝一番に右上方に捻る派手な離陸したアグレッサー。絶対に何かやると経験が教えてくれました。
就役からはや30年以上の現在でも世界最強クラスのパワーを誇るエンジンの迫力は何物にもかえられません。


【X4】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー B-1Bランサー
ぜひ撮影したいと頭の中に描いていたアングルを望遠いっぱいで狙いました。
殆ど戦闘機のものと言っても過言ではない4機のアフターバーナー付きエンジンの凄まじい咆哮にたじろぎながら。


【次世代】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー ユーロファイタータイフーン(スペイン)
ダサいユーロファイター(失礼)がもっとも良く見えるアングルは離陸直後のハイレートクライムに入る瞬間ではないでしょうか。
航空雑誌などでもお馴染みのアングルですので、絶対に撮ってやると意気込んでました。


【斜陽のバグダッド】
撮影:2005年 ネリスエアショー エビエーションネイション
スカッドミサイル

エアショーも終わり、ラスベガスのホテルに帰るため会場を歩いてる最中にハッと閃き撮影しました。
日中は砂漠にスカッドミサイルを隠蔽し、日暮れと同時に発射スタンバイになった91年湾岸戦争をイメージしました。


【Dogfight!】
撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー
ハリケーンMk2 スピットファイアMk19

バトルオブブリテン記念飛行の最中のドッグファイト展示にて。
なんとかドッグファイトらしいアングルを撮りたいとチャンスを待ちました。機動の未来予測をし、これなら縦位置で!と、とっさに持ち替え撮影。


【スクランブル】 撮影:2004年 新田原基地航空祭 F-2B
離陸後滑走路を低空でパスし十分加速し引き起こす瞬間。
400mmX1.6の望遠いっぱいからさらにトリミングしフレームいっぱいにF-2を引き寄せました。


【曲がる陽炎】 撮影:2005年 ネリスエアショー エビエーションネイション F-15Cイーグル 
見慣れたはずだったF-15の機動展示。しかし米軍のディスプレイチームのそれは予想をいきなりぶち壊しました。
ショー1日目でこの機動を見ていたので、2日目はこうしたアングルが撮影できる場所を選び見事にゲット。


【深海魚】 撮影:2005年 ネリスエアショー エビエーションネイション F-22Aラプター 
戦闘機の背中を見事に捉えた後の快感は飛行機撮影を趣味とする人にしかわからない感覚であると思います。
それが最新鋭戦闘機であらばなおさらです。 しかし深海魚みたいですね。ステルスは。


【低空捻り】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー F-16A/MLUファイティングファルコン 
エアタトゥー最終日の帰還ラッシュ。この日一番の離陸を見せたのはオランダ軍のF-16。
予想外の機動に秒間5回のフル連射でシャッターを切りました。影も写り込んでいる事がさらに味を出しています。


【戦場】 撮影:2006年 第一空挺団初降下 UH-60Jブラックホーク 
UH-60からファスト降下し戦場に降り立つ兵士たち。
草を巻き上げる描写が戦場のリアリティを向上させています。


【爆炎】 撮影:2005年 総合火力演習 90式戦車
戦車砲発砲時に一瞬放出される巨大な炎の撮影はそれまでの夢でした。その夢は一眼レフの購入で容易に実現しました。
発射の1秒前からシャッターを押しっぱなしのフルオートで撮影。


【虹】 撮影:2006年 岩国基地航空祭 F-16Cファイティングファルコン
主翼前縁から、無駄に自己主張をしない、薄く虹色をした上品なベイパーが美しく機体を彩りました。
ちょっと尾翼が切れてしまったのが残念。


【世界最大機の舞踏】 撮影:2006年 ファンボローインターナショナルエアショー エアバスA380
何せ世界最大の旅客機エアバスA380です。かなりの距離が有りますがフレームいっぱいに写り込みました。
文句を言えばもうすこし空気が澄んでいたら…。(&イメージセンサーも…。)


【ローリングテイクオフ】 撮影:2006年 岩国基地航空祭 F/A-18Fスーパーホーネット
望遠いっぱい+フレームアウト気味に大胆にトリミングしました。
離陸直後の低速、低空でのこの機動に皆が大満足しました。


【インカミングミサイル!フレア!フレア!】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー F-16AMLUファイティングファルコン
オランダのF-16ディスプレイチームはフレアを出す事で有名です。何年か前の航空ファンの表紙を見て一目惚れしました。
無論プロの撮影した写真にはとうてい及びませんが、フレアを出すタイミングを読みきることができました。


【上下逆転】 撮影:2006年 ロイヤルインターナショナルエアタトゥー リンクスAH7 ブルーイーグルス
ヘリコプターが完全な背面になる瞬間を初めて見ました。最初は驚きのあまり撮り逃したのですが、
その後もなんども行ってくれました。シャッター速度を落とし、しっかり脇を固めパチリ。


【捜索救難】 撮影:2005年 小松航空祭 UH-60J U-125A
U-125が遭難者を捜索し、UH-60が救助に当たるという捜索救難展示の王道パターン。
U-125がUH-60に超接近するかのように急角度で切れ込んできました。カメラを構え一撃必中が決まった!


【無限の青空へ】 撮影:2004年 新田原航空祭 T-4 ブルーインパルス
空気が澄み、文句の付け所の無いほど晴れたこの日を活かすため、
広角側で無限に広がる青空を翔けて行くブルーインパルスを表現しました。


撮影機材
EOS20D EF100-400 EF-S18-55


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