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電子対抗手段士官のインタビューによると、「この機ほど飛んで楽しい飛行機は無いよ。」と4座のすばらしさを語ってくれた。
【今日のF-14特集】
電子戦機REA-14エレクトリックキャット


EA-6プラウラーを代替する次世代電子戦機の座をかけて、現在ノースロップグラマンはボーイングEA-18Gグロウラーと激しい売り込み競争が行われている。

EA-6プラウラーに代替する次世代電子戦機、ノースロップグラマンはF-14トムキャットを原型としたEA-14'エレクトリックキャット'を提案した。
REA-14は従来ダンデム複座から四座へと拡張されており、前席は操縦士、その後ろはレーダーシステム士官と変わり代わりは無く、さらに後ろの二人は電子対抗手段士官が搭乗する。

同機はAIM-54の運用能力こそ無くなってしまったが強力な電子戦支援機として生まれ変わり新たにAGM-88HARMの運用が可能となった。さらに偵察ポッドの搭載により戦術偵察任務にも転用が可能。主に合成開口レーダーポッドを搭載し目標周辺の「空撮写真」を遠距離から得ることが出来る。

ただF/A-18との運用面からみてEA-18の採用が濃厚と見られている。が、最後のF-14Dは90年代生産であり運用寿命が長く残っているので、EA-14にアップデートする可能性は未だ残されている。

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