世界最○の戦闘機


「世界最強の戦闘機」検索エンジンのキーワードとしていれてみると実に多くのウェブサイトがヒットします。その中で最も多いのがF-15。他にはF-14,F-22,Su-27等がHITします。
世界最強の戦闘機

「世界最強の戦闘機なんて決められないね!」と言うのが正論かとは思いますが、そういうモノは置いといて、持論をあげて好きな戦闘機を支持し、これこそが最強だ!と言うのもそれはそれで楽しいとは思います。と言うわけで、私はF-22が出てくるまでF-15が最強だと主張します(笑)。

僕が思うに、世界最強の戦闘機は自分が世界最強だと思っているのが世界最強だ!なんて考えています。だからその人本人が他のF-16でもラファールでもF/A-18でもタイフーンでも…最強だと思えば最強。今の戦闘機の能力なんてどれも同じようなモノですしね。

でも…ふと思ったのです。その逆、現在世界最弱の戦闘機って何でしょうか?

…これは難しい。アルファジェットやホーク、Su-38のような練習機にも軽攻撃機として短射程ミサイルや爆弾が搭載できますし、もっと言ってしまえばプロペラ機に短射程ミサイルを搭載したようなものもある。戦闘機の範疇が広すぎてどれが最弱かなんて決め損ねてしまいそうです。

これではキリが無いので、「戦闘機として生まれた現在現役戦闘機」に絞りましょう。

僕が色々考えた末、現役世界最弱戦闘機ベスト5を発表します!

1位:MiG-15
2位:MiG-17
3位:MiG-19
4位:MiG-21
5位:ミラージュIII

ミコヤン設計局
表彰台独占!!(爆)


信じられないかも知れませんがMiG-15は現役です。MiG-17以降は未だに数百単位で現役。さすがにMiG-21とミラージュ3はどちらを4位にするか迷いましたが、イスラエルvsアラブ諸国でミラージュが圧勝していますんで、ミラージュを評価しました。最もこの場合、イスラエルとアラブ諸国の使用機種を変えても結果は変わらないでしょうが…(笑

さて、第十六回の「戦機名中文版」でも書いてあるのですがMiG機を世に送り出してきたミコヤン設計局を中国語で書くと「米高揚設計局」となります。

米高揚設計局…米高揚…アメリカ高揚!?

さすがミコヤン!
伊達に半世紀もヤラレメカ作ってませんね!!


アメリカの国民士気を高めるための設計局だなんて、最弱戦闘機メーカーとしてのプライドを垣間見れます(おい)。

さて…軽々しく最弱などと言ってしまいました。これらの老朽化した機体でも、戦闘機として使用されているということは経済的事情も色々あるでしょうが、その戦闘機がいかに優れていたかの証明です。年代が進めば旧式になるのは当たり前ですし、F-15やF-16等と比較して弱いだの言う時点で本当は間違っています。MiG-21と同世代のF-4などは消え去ろうとしているのに、MiG-21は未だに新バージョンの生産が続いている…。中小国にやさしい戦闘機という見地でみれば明らかに最高の戦闘機です。