Asian Aerospace2002



アジアンエアロスペース。2年に一度遇数年に行われる航空・兵器トレードショー。国家、企業間の取引の場でもあるため各国の航空機や兵器が展示されているそうです。シンガポールへおもむいたタカさんから写真をいただきました。
ウェブサイト上にアップしないとプリント代徴収すると脅されたので日本ではみられない珍しい機体が多いので掲載いたします。
私の所持しているスキャナーの低性能さと、わずかなチリの付着によるノイズがちょっと目立ってしまいました…



B-1Bランサー
100機が生産された戦略爆撃機。本来核攻撃用に作られたものの、現在はもっぱら戦術爆撃に使用されます。
2001〜2002年の不朽の自由作戦では、爆弾全投弾数の半数を投下しました。
しかし、B-1B買うやつなんていないだろーに(笑)。見せびらかし!?


ラファール
ちょうどアジアンエアロスペース2002が開催されていた時期は韓国FX選定真っ最中。ラファールは有力候補だけあって注目度抜群です。また、この地、シンガポールのFX候補にもあがっており売り込みに力を感じさせます。


F-35JSF
先年、時期統合戦闘機に採用されたばかりのF-35のモックアップです。てか、のっぺりしてて本当に何もないですね。さすがステルス。しかしコックピットの中身も…本当に何もない(笑)生産型F-35では写真のように大型液晶ディスプレイ1つだけになるそうです。オペレーター席みたいだ。


F-15Eストライクイーグル
同じくラファールと韓国FXを争う有力候補。また、ボーイングが最も売り込みに力が入っていたそうです。たくさんグッズを配布していたそうな。飛行展示も行われましたが…CFTもLANTIRNも無かったそうです。やっぱりこのダークグレイ塗装いいな…
氏曰く。これじゃ色違いのF-15Dじゃねーか、詐欺だ!。


ミラージュ2000
ミラージュシリーズの最終機。最終とはいってもラファールは事実上ミラージュ2000の後継なわけですが。ラファールも量産されていますし、イマイチ影が薄くなりがちですが、まだまだ「最新」であるに違いはありません。


タイフーン
こちらはユーロファイタータイフーンのモックアップ。ドイツ・イギリス・イタリア・スペイン…各国の主張が違い、お互い張り合っていたため、逆になんだか特に特徴の無い機体になりつつ。


F-16Cファイティングファルコン
日本、三沢に駐留する米空軍35戦術戦闘航空団のF-16。コンフォーマルタンク付きは日本ではまだ公開されていない貴重な写真。
F-16ブロック60(?)のコックピット。従来のF-16に比べMFDの大型化カラー化、そして増設が目に付きます。

F/A-18Fスーパーホーネット
F/A-18の発展型。しかし…翼が不恰好なぐらいに長い(笑)。あと2〜3年もすればF-14と交代でみられるようになりますね。
氏曰く「あんま機動性高いようにおもえんかったなー」




AIM-9X
最新のサイドワインダー。推力偏向ノズルを持ち従来のサイドワインダーと比較して大幅に追尾性能がアップしています。しかし…ひっくりかえして置くなよアメリカ人。


Baeホーク練習機。T-4とほぼ同クラスながら多数の兵装が搭載可能。…というか搭載できないT-4の方が珍しいのですが。




ミーティア(左) MICA(右)
MICAはフランス製のアクティブレーダー誘導ミサイル。ラファールに搭載されるAMRAAMの上を目指して設計されました。
ミーティアは次世代のラムジェット中距離ミサイル。従来の中距離ミサイルの倍である100Kmの有効射程を持つといわれています。大きなラムジェットエンジンに注目。



左からAIM-9Xサイドワインダー,AIM-120AMRAAM,AGM-88HARM,AGM-154JSOW,GBU-24ペイブウェイIII
アメリカ製の現役AAMおよびスマート爆弾。


上からメテオ、MICA(赤外線誘導、レーダー誘導),エグゾゼ対艦ミサイル。
フランスMBDAマトラ社のブースかな。



上から霹靂9型PL-9C,霹靂5型PL-5E。下はAIM-9Lにソックリですが性能は一歩上のものを持っています。
PLとは霹靂(ピーリー)の頭文字。中国製のIRミサイル



台湾の天剣2型TC-2。アクティブレーダー誘導の中射程空対空ミサイル。
霹靂にしろ天剣にしろ名前がカッコイイ。日本も○○式とかじゃなくてカッコイイ名前にしてください。



ノルウェー製のペンギン対艦ミサイル。戦闘機からヘリコプターまで搭載可能なマルチプラットフォーム性を持ちます。



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