体験版批評1srインプレッション

ドッグファイト大会2ndインプレッション


パッケージイラスト

体験版の段階での評価。


まずプレイして思ったのはフライトモデル(飛行機の挙動)の大幅な変更、前作エアロダンシングの時よりも飛び感という物が上手く表現されている。ラダーがまともに効くようになった、フライトモデルに関してはかなりの高得点といえるでしょう。ただし海面高度でマッハ2近く出せるなどいまだにおかしいところも多く残っている、高Gで目の前が真っ暗になるのは当然至極の当たり前、G−LOCKで失神してしまうのはこのシミュレーターだけではないだろうか?失神は一定時間で回復するがその間は機の操縦が一切できない、初めて体験した時は危うく海面に激突するところでした。その他のエフェクトもすばらしい、以前はベイパー(機から流れる飛行機雲)が翼端しか流れなかったのが、Fでは実際のように、胴体と翼の付け根辺りからも出たりとかなりのこだわりだ。
音の壁突き破る瞬間
特筆すべきは音速突破時に音の壁が現れる事だろう。コイツは凄い、今までこれが再現されていたシミュレーターはパソコンのファルコン4.0(ほぼ全てのスイッチがいじれる化け物シミュレーター)ぐらいしか私は知りません。体験版だけでも数時間はプレイできるできとなっている、製品版では度の程度はまる事やら…
エアロダンシングFはあくまで「大空の格闘技ドッグファイトをゲーム化」したものであって真の意味でのフライトシミュレーターではない。真のフライトシミュレーターとは基地から、もしくは目標遠方から始まり数分〜数十分の飛行を経て攻撃を開始するものだ、SAMやAAAの弾幕を切り抜けて爆弾を落すと言うことはない、もしくは攻撃隊を護衛しAWACSの指示のもと敵機の迎撃に向かうという事もない。そう、あくまで「大空の格闘技ドッグファイトをゲーム化 」したものである、
もし本物のシミュレーターをやりたければプレイステーションのTFX及びUSNFをお勧めする、前者後者ともにフライトシミュレーターとしてふさわしいできだ、本当にフライトシミュレーターがやりたいのならプレイして見ると良いだろう、マジにオススメだ。TFXなど誘導爆弾をロックするところまで再現されている。USNFはTFXの難解さを多少和らげた感じ、何度も言うがファン必携のソフトだ。
さて、話しをエアロダンシングFに戻す。
真のフライトシミュレーターでは無いと言ったが国産なら間違いなく日本一だろう、これはゲーム機、パソコンを含めた全てを対象に言える事だ。(前記のTFX、USNFはアメリカ製PCシミュレーターのプレステ移植版)システムソフトのエアーコンバット、ナムコのエースコンバットなど比ではない、もっとも、エースコンバットはシューティングだが。マニアなプレイヤーなら買わないと絶対損をする、「エアロダンシングは戦闘がないから飽きが早く面白くない。」などいう人は当然プレイするべきだろう、念願の戦闘ができるようになったのだから。ただし内容は濃くなったがCGの質が多少落ちている事は否めない。エンジンの燃焼など明らかにウソっぽくなった。
航跡は納得いきません。
あの素晴らしいアフターバーナーは何処にいったのやら…ミサイルの航跡も怪しい物である、まるで空にチョークで線を引っ張ったようなものではとても満足できない、あとミサイルの発射音の本物を聞いたことあるだろうか?バルカン砲がまるで本物をサンプリングしたかのような音なのにアレでは、、、どこかのサイトに本物のミサイル、バルカン発射音があったのだが、、、忘れてしまったので思いだし次第紹介しようと思う。エンジンの爆音はテレビのスピーカーで再現するのはムリだろう、スピーカーが壊れちゃいますね!(爆)
次に装備だが、これは明らかに機体の特性を殺している。F−14にサイドワンダーのみを4発装備してるだけじゃ…不満だ。F−14といえばドッグファイトも力を発揮できる場ではあるが、射程200kmとも言われるフェニックスミサイルを搭載し、目視外戦闘[BVR]こそ意義がある機体ではないだろうか?USNFでこういうセリフがある「フランカーを相手にする場合、F−14ならレーダーとミサイルを活かし長距離で戦うのが良い、もし接近されてしまったらあとは祈るだけさ」まさにその通りの言葉だ。近距離で戦うならグリペンの方がずっとマシだ。(グリペンをバカにしてるわけじゃないですよ。)サイドワインダーを4発装備して目視まで近づくなど自衛隊じゃあるまいし…あ、自衛隊のゲームですね(笑)まぁこれも「大空の格闘技ドッグファイトをゲーム化」だからだろう。ちなみに本分に何度も出ている「大空の格闘技ドッグファイトをゲーム化」とはエアロダンシングF公式サイトの紹介文の最初に出ている文句。そこでは「リアル・ドッグファイト・シミュレーションゲーム」とも書かれている。
文句ありましぇん!!
注目の発艦シーンだが、かなり美しい、スチームがもうもうと上がっており、発艦の緊張感が見事にあらわされている。これだけ蒸気を再現できるのならミサイルの航跡を…どうしてもその部分に不満がいってしまう。まぁ今までよりはずっといい発艦になるだろうが現在のDCの能力からみるとやはりデッキのクルーも再現されるべきではなかっただろうか?まぁそこまで望んでいるのは僕ぐらいだろうが…けど、基本的に発艦については文句は有りません。
空中戦においての機動の訓練に最も期待して良いのではないでしょうか?何度も繰り返し訓練すれば対CPUはもとより、対人間戦において大幅にレベルアップできるのは間違いないでしょう。次回でネット通信マルチプレイができるようになるのを待ちましょう。
さて、、、このつづきはまた次の機会に…最後に、タイヤがゴロゴロまわっているのいいよ!


注:ここからは下、完全に偏見に基づいています!
それにしてもオペレーターっぽい女性の声良いよね〜ああ言うアニメ調のは人それぞれ好き嫌いがあるだろうけど、僕はすっごく気に入りました。「ターゲットロックオン開始」「フォックスツー」「失速します!」「G−LOCKです、操縦桿を緩めてください」「機体に多大なダメージ、脱出してください!ホント、こういうの好きです...上原しょうこさんじゃない方の声ですよ!声優を長沢美樹にしてくれればねぇ〜それこそエアロFページ作る気も倍増するんですが…やってくれCRI。

あと、Fの続編についてなんですが
次回は帝国陸海軍航空隊所属のが欲しいなぁ。USNFやゼロパイロットのようにキャンペーンを体験していく感じに。日本編ドイツ編連合国編三つぐらい用意してね。
当然通信対戦可能でしょ、フレームレートが落ちても絶対にドワンゴ非対応で。(5フレームぐらいなら耐えられる。)
使用可能登場機体とりあえず欲しい機体最小限にまとめました、
日本:零戦、隼、疾風、紫電改、震電、橘花(火龍)
連合国:ワイルドキャット、ヘルキャット、サンダーボルト、マスタング、ライトニング、スピットファイア、ハリケーン、タイフーン、
米英だけっすね、当時のヤコブレフやミグは魅力が無いですし。
ドイツ:BF109、Fw190、Do335(だっけ?)、Ta−152(だっけ?)Me262、
う〜ん、どう見ても日本機は見劣りするなぁ。
戦闘機相手だったらかろうじて紫電改が太刀打ちできるぐらいか…震電じゃ戦闘機相手は無理っぽいし。Fw190シュツルムボックで100機を越すB17編隊を襲撃するのはさぞ面白いだろうなぁ〜ちなみにシュツルムボックは大口径機関砲、時限ロケット弾を装備した対爆撃機用装備の事ね。ミッションも零戦で一式陸攻を倍するP−38から護ったり、零戦で敵艦に体当たりしたり(をい)ってのも燃えるねぇ〜。最大の改良が必要なのは後方視界だね。Fはロックした相手しかパドロックできないみたいだけど、あれじゃ後方見えないね。大型爆撃機はイランから小型の急降下爆撃機や攻撃機欲しいね。
97式、99式もしくは彗星天山、アメリカだったらヘルダイバーにアヴェンジャー、スカイレーダーもほしいね。ドイツは当然ユンカースのスツーカと改良型タンクバスター
タンクバスターは数十発の大砲(37mmだったかな?積んでいて、T−34戦車の装甲もぶち破る!A−10みたいなやつです。この案もダメですか?
2ndインプレッション

まず試しプレイだ。フリーフライトを選択して自機は当然F-15、敵機もF-15にして敵の強さは…当然最強にする。最強なので少しはてごたええがあると思ったのだが…弱すぎる!ロックオンされるどころか敵に後を一度たりとも奪われる事無く楽勝だった。こんな難易度じゃ初心者には最初辛くてもあっという間に楽勝状態になってしまうといった感じ。
音が変わった
サウンドエフェクトはミサイルの発射音と機銃の発射音に変更がある。ミサイルの発射音カッコよくなったが、機銃は前のほうが良かったなぁ。まぁサウンドの変更に付いてはどちらにしろ気になるレベルじゃない。さて、空母の発着艦についてだが、発艦時はブリッジからの指示が出た後に、アフターバーナーにスロットルを設定すると自動的にカタパルトが射出され大空に飛び立つ事ができる。噂にたがわずなかなか良い出来だ。次に着艦だが200ktでアレスターフックとギアを降ろし上原管制官の指示にしたがって降下して行く。甲板からの誘導が無いので彼女の声こそ頼りになる。迎え角をとって降下すると空母が全然見えなくなってしまうからだ。フックをひっ掛ける場所はかなり大きくってあり、実際ならタッチアンドゴーしているところに接地してもちゃんとアレスターワイヤーが引っかかる。引っ掛けた後は自動的にカタパルトへ移動しそのまま発艦に移る。エレベーターに移動できても良かったような気がするなぁ。

機体の特性についてだが…F-86対F-86はかなりきつい。やはり最新のジェット戦闘機とはパワーが全然違う。あっという間に速度エネルギーを消費してしまいノタノタになってしまった。まぁ自分がノタノタになる頃は相手もノタノタだが。86の機関銃がちゃ〜んと両翼から発射されているのも良い。発射音もほかのM61バルカンとは当然違う「ダダダダダ!」といった感じ。F-15VSF-86のような時代を超えた戦いは寒くなるだけなのでやめた方がいいでしょう。F-86を使う時は相手もF-86で!これ常識。
86VS86

さて、次はF-104、使う前からわかってはいたが…こんなんじゃ空中戦なんてできません!機動性低すぎ…基本的に接近して警告を与える自衛隊がこんなの装備していたなんて…今思うとねぇ〜…とんでもないことです。
使ってみた感じ、やはりF-15がエンジンパワー、旋回性能バランス的に最強だと思います。尚、私は公式戦においてはF-15DJで勝ち進みました。単座型戦闘機はパイロットに過大な負担がかかるのはすでに湾岸戦争においても証明済みですからね〜(関係無いだろ!)。次はやはりF-2もしくはF-16だと思います。
T-3はやはりジェット機とは全く違います。フリーフライトを楽しみたいならT-3が一番適役でしょう。旋回するのも楽しい。その気になれば当然反転だってできるが、30度バンク+ラダー使用でビシ!と旋回を決めましょう。これこそもう一つの楽しみ方です。パイロット視点でコントロールタワーを見れるので比較的簡単に美しいトラフィックパターンができます。トラフィックパターンを延々と楽しむ事こそ真の訓練生ではないでしょうか?ゼロナインゼロ、チェックエアスピード100kt…アルティチュードチェック、ギアアップ...レフトターンヘディングスリーシックスゼロ…ブツブツ…


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